しーとしのぺ〜じ - 2005913() 数学A の授業にて

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昼休み―



みんなである計画を立てていた。

その計画は1人の生徒が言った言葉がきっかけであった。



7組の教室。

皆、わいわいと食事をしていた。

ある人がこういった。

「次の数A、しらけない?



みんな次の数Aの時間、しゃべらないことになった。



昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

教室はまだざわざわとしていた。

そこに数Aの教師 KKが入ってきた。



KKが入ったとたん、教室は静まり返った。計画通りに。

級長Mの合図で、皆、無言で礼をした。

授業が始まった。



その日は偶然KKが、出欠を取らなかった。



教科書を進める。

説明し終えた後、KKは、教室の雰囲気を感じて

こう言った。

「おまえら、どうしたんだ? 疲れてんのか?

よーし わかった。

5分前に終わりにしよう。 な?」

KKは黒板の右端に

5分前」

と書いた。



KKが、前回配ったプリントをやるように指示した。



Hが当てられた。

だが、Hは、黙っていた。



KK「早く答えろよ。」

H  「…」

KK「おまえら、しゃべらないなら、俺もしゃべないぞ。」



授業は、恐ろしいペースで進んだ。

早すぎて、黒板を写せなかった人がたくさんいた。



授業終了5分前、KK

満足したような顔を見せつけた。

そして逃げるように教室を出て行った。



2005913日にあった本当の話。

                    2005/9/19







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